胡蝶蘭の株分けを成功させるポイントとは

お祝い事の際に、贈り物として胡蝶蘭を貰う事があります。そんな縁起の良い花であるので、出来れば株分けして増やして上げるべきです。<br />
ですがお花を育てた経験が乏しい人にとっては、株分けという言葉自体も馴染みがなくピンと来なかったりします。<br />
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胡蝶蘭を育てていると、子株と言われる新しい芽が生えて来る事があるのです。
株分けとはこの子株が生えて来た際に、根から離して新しい胡蝶蘭として育てる事を言います。<br />
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ただしそもそも胡蝶蘭から子株が生えて来る事自体が珍しい事なので、株分けを行いたいなら子株が生えて来る様にしっかりと胡蝶蘭を管理してあげる事が大事です。<br />
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植物と言うと、土の中に根を張って生息しているイメージを抱く人が多かったりします。ですが東南アジアに生息していた胡蝶蘭はちょっと違っており、周囲に生えている木に根を張って成長し子孫を残すという形です。<br />
そのため胡蝶蘭をしっかりと育て上げるためには、本来の生育に近い環境を与える必要があります。ポイントとしてまず挙げる事が出来るのが、胡蝶蘭の根に空気を触れさせる事です。

というのも野生の胡蝶蘭は他の木に根を張るので、通常でも根が空気に触れています。なので本来の生育環境に近付けてしっかり育てるためには、根に空気を触れさせる様にすべきです。更に胡蝶蘭に限らず花を育てる際には、ついつい水をあげ過ぎてしまう人が少なくありません。水不足で花を枯らしたくないという意識がそうさせてしまうのですが、胡蝶蘭に関しては水を与え過ぎない様に注意すべきです。

実際に胡蝶蘭が枯れてしまう主な要因の1つに、水の与え過ぎで根腐れしてしまうというのがあります。この様に特に根は湿気に弱いので、水の与え過ぎは厳禁です。折角の胡蝶蘭を枯らしてしまう原因として他にも注意したいのが、直射日光に当てる事だったりします。直射日光に当てていると、葉焼けを起こして枯れてしまうので厄介です。

もっとも胡蝶蘭は明かりのない様な真っ暗な場所に置けば良いという訳でもなく、直射日光が当たらない様な明るい場所に置くのがおすすめ出来ます。加えて胡蝶蘭は適度に空気に触れさせるべきなので、風通しの良い場所に置く事が望ましいです。とはいえ室内に置く場合は、扇風機やエアコンといった人工の風が直に当たる様な場所は避ける事をおすすめします。そういった風が直に当たる環境だと、乾燥を招いてしまいしっかりと生育出来なくなるので注意が必要です。そんな胡蝶蘭ですがお花が全て落ちてしまったら、それでお終いだと思い込んでしまう人もいます。ですが花が落ちた後にしっかり植え替えを行う事で、来年や再来年にも花を楽しむチャンスを得る事が可能です。その際には1株ずつ別の植木鉢に植え替えて行くのが、基本だったりします。ただし植え替えを行った直後は、胡蝶蘭が弱っているので10日位は水やりを避けるべきです。こうして出来るだけ胡蝶蘭を良い状態に維持していると、子株が出来易くなります。そして念願の子株が出来た場合には、焦って直ぐに株分けを行うべきではないです。子株が小さい内に株分けを行ってしまうと、まだきちんと育つ力がない可能性があります。だからこそ株分けは急いで行わず、子株がある程度大きく育つのを待たなければなりません。ただし元の胡蝶蘭が病気になる等状態が悪い時は、子株に悪影響が及ぶ前に思い切って早めに株分けする必要があります。そんな株分けを行うには適している時期というのがあり、気温が18度以上ある時期に行う事がおすすめです。18度以下だと株分けした子株の生育が悪くなって、花がつかない原因となります。なので時期としては、5月から7月上旬位の間に胡蝶蘭の株分けを行うのが望ましいです。条件が揃ったら、いよいよ実際に株分けを実行します。用意する道具としてはピンセットに消毒した綺麗なハサミ、植木鉢に水苔です。まずは親の胡蝶蘭ごと植木鉢から引っこ抜き、周りに付着している水苔をピンセット等を使用して丁寧に取り除いて行きます。綺麗に取り除く事が出来たら、いよいよ胡蝶蘭から子株を切り離す作業の実行です。その際、出来るだけ根っこを傷付けない様に注意して行うのがポイントだったりします。もっとも黒い根っこがある場合は、その部分は腐っている可能性が高いので消毒したハサミで切り離しを行います。後は切り離した親株と子株の根にそれぞれ、水分をたっぷり含ませた水苔を包んだ上でそれぞれの鉢植えに移動するだけです。行う事自体は特に難しくはありませんが、いい加減に行って葉や根を傷付けると枯れる原因となるので慎重さが必要だったりします。そして株分けを終えた胡蝶蘭ですが、2週間程はそっとしておくのがポイントです。水やりをしないと折角の胡蝶蘭が枯れるのでは、と心配になるでしょうが、たっぷりの水を含んだ水苔を根に巻いているので心配はいりません。逆に水を与えてしまうと、根腐れを起こす可能性が高まるので2週間程は水やり等の世話は行うべきではないです。それ以降は通常通りの方法で、胡蝶蘭を育てて行く事になります。

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