胡蝶蘭が病気かも?考えられる病名と対応策は?

プレゼントでもらった胡蝶蘭がイマイチ元気がないとき「病気になったのかな?」と不安になることがあります。私たちと同じく、胡蝶蘭も立派な生き物。育て方のさじ加減をひとつ間違えてしまうと思わぬアクシデントに見舞われることがあります。今回は胡蝶蘭の病気について一緒にチェックしていきましょう。

◇胡蝶蘭が病気のとき、どんな症状がある?

元気な胡蝶蘭とそうでは無い病気の胡蝶蘭では、大きな差があります。元気にイキイキ咲いていた胡蝶蘭に次のような症状がみられたとき、何らかの病気に感染したリスクがあります。

・葉っぱに黒いブツブツがある
・葉っぱが水ぶくれ、その後腐ってしまった
・葉っぱが黄色く変化した
・葉っぱが枯れて、下に落ちてしまった

胡蝶蘭の病気は花ではなく「葉っぱ」に表れることが多くなっています。毎日水をあげるときに、葉っぱの様子をチェックしておかしい所がないか、小まめに観察してあげることが大切です。

◇胡蝶蘭の病気、どんな種類があるの?

ひと口に胡蝶蘭の病気といっても、フタを開けてみるとその種類は実に様々なものがあります。

・カビ菌の発生

花や葉っぱにダメージを与えてしまうカビの一種に、フザリウム菌があります。フザリウム菌が葉っぱの上で繁殖してしまうと、胡蝶蘭の葉が鮮やかなグリーンから濃い黄色に変化していきます。

カビはジメジメとした場所を好むので、主に鉢の中でカビが生まれその後葉っぱに推移するケースが多くなっています。カビが繁殖してしまう原因として、必要量以上に水をあげすぎている・水を与える回数が多いなどが考えられます。日当たりの悪い湿った場所に置くと、さらにカビが生えやすくなります。カビが原因の場合にはタチガレンなどが含まれたカビ抑圧薬を、根っこのあたりに添付して退治します。すでに黄色く変色している葉っぱには効かないため、注意しておきましょう。

・なんぷ病

胡蝶蘭が弱くなり免疫力が低下すると、細菌などに感染しやすくなります。細菌の病気の中でも厄介なのが、なんぷ病です。なんぷ病にかかると、葉っぱが膿んだように水でいっぱいに膨らみます。サボテンのように膨らんだ葉っぱを押すと、中から水のような液体が出てきます。

なんぷ病にかかったとき、この水を出すと病気が治ると勘違いされている方も多いのですが、この荒治療は実は誤り。水の中には細菌がウジャウジャ生息しているため、細菌の付いた水が他の葉っぱや花につくと、さらに病気が広がる可能性があります。

なんぷ病にかかったら、まずは弱っている葉っぱの部分をハサミでカットしておきましょう。あらかじめカットしておくことで、突然葉っぱから水が滴り落ち、他の葉に危害を加えることを抑える働きがあります。

なんぷ病の菌は塩素系の洗剤に弱いという弱点があります。そのため塩素系洗剤を薄めて雑巾にひたし、葉っぱや茎の部分を優しく拭いてあげるだけでも効果があります。またなんぷ病の細菌は空気感染するので、なんぷ病の症状が見られたら他の花鉢を隔離させてあげることも大切です。風通しの良い室内におく場合は、風下に他の植物が置かれていないか注意してあげましょう。

・炭そ病

葉っぱにある日突然、黒っぽい斑点が見られたら炭そ病の可能性があります。炭そ病の菌は梅雨どきや台風の多い季節など、湿気の多い時期に多くみられる病気です。ムシムシした季節が近づいてきたら、小まめに葉っぱを見て健康確認をおこなってあげましょう。

炭そ病はカビの細菌が、繁殖することによって引き起こされます。そのためジマンダイセンなどの薬を茎や葉に塗ることによって、病気の鎮静化をはかることができます。炭そ病にかかってブツブツが出来た箇所は、できるだけ早いうちにハサミで切ってあげること。他の葉に細菌が移るのを防いでくれます。炭そ病にしょっちゅう悩まされる場合は、風通しの良い場所に移す、日当たりの良いところに変更するなど…花鉢の置き場所を替えてみましょう。湿気の多いバスルームやトイレのそばに置くのは、控えた方が賢明です。

・紫外線によるダメージ

グリーン色の葉っぱが白や茶色に変わってしまったとき、紫外線による影響を受けて、葉っぱが日焼けしていることが考えられます。適度な日光浴は胡蝶蘭にとって大切なのですが、度を越える直射日光をあて続けると、デリケートな葉っぱが傷み、痛みを受けたところから変色することがあります。

胡蝶蘭にとって鮮やかな緑色は命の次に大切なもの、美しい状態をキープしておきたかったら、レースのカーテンなどを閉めて直射日光をガードしておく・屋外から屋内に移す、南向きのベランダから東向きのキッチンに移すなど…いくつかの対策を講じておきましょう。

◇元気な胡蝶蘭と、楽しく付き合おう

胡蝶蘭はひとつの生き物、人間と同じようにときにはインフルエンザや風邪のような症状をあらわすこともあります。葉っぱの色が変わっていたり、斑点が多くみられるようになったら、紫外線やカビ菌・細菌の影響を受けていることもあります。適切な対応策をとって、元のように元気な胡蝶蘭に戻してあげましょう。

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